都心にコンパクトマンションが増えた理由

access_time2016年12月15日 更新

都心にコンパクトマンションが増えた理由に迫る!

都心にコンパクトマンションが増えた理由に迫る!

先日、東京都が発表したデータによると、2025年に人口が1,398万に到達するということが分かりました。今まで予想していた推移より、ペースダウンしており、当初の予想よりも5年後にずれこんでいるといった状況です。人口増加は緩やかになり、それに加えて家族構成も変化が生じ、1人世帯が増えていくのではないかと言われています。

ここ最近のマンションの建築事情

東京都や大阪府といった都心部で建築されている新しいマンションの部屋のタイプを見てみると、30~50平方メートルほどの小面積の「コンパクトマンション」という間取りのタイプが増えています。この面積では、ゆったりとした1人暮らしや家族で住んだとしてもせいぜい2人で住むような大きさになります。

また、新築のマンションということで、一見、重要は若い世代にあるように思われますが、実は40代以上の世帯にも需要があるのです。理由の1つとして挙げられるのは、ローンが組めるぎりぎりの年齢ということもあります。

コンパクトマンションの需要は増えているの?

20年後の都心部や準郊外に住んでいる世帯の家族構成は、単身者や2人暮らしといった層が増加することが見込まれます。団塊ジュニア世代がちょうど定年を迎えるような年齢に到達するといったことが大きな要因として挙げられます。

少し前までは、3LDKほどの大きさのファミリータイプのマンションを30代の子育て世代に照準を合わせ郊外に建設され、35年ローンを組むと賃貸の家賃よりも低くなるといったことがメリットになっていました。現在でもこのタイプのマンションは建築されていますが、郊外だと築20年くらいのさほど傷んでいない中古マンションは半額で購入できることやファミリー世帯が減少していることから、最近はマンション業界も手を引き始めています。

代わりに、今後増加してくと見込まれる40代以上のシングル層を狙った、アクセスの良い都心部や準郊外の駅から徒歩で行けるようなコンパクトマンションの開発に力を入れていると考えられます。コンパクトマンションであれば、便利な場所にあったとしてもマンション価格も驚くほど高い金額にもならず、ローンを組めば手の届くような範囲になることから、需要はかなり見込まれるでしょう。

今のうちに対策できること

マンションの需要や価値は、人口の増減や家族構成に左右されます。もし、現在、子供が出ていき夫婦2人で郊外のファミリータイプのマンションを所有しているといった方は、売却をし、コンパクトマンションに住み替えることを考えてみるのも今後の資産運用の計画としては良いのかもしれません。

 



関連記事

あなたにオススメ

menu