access_time2017年1月18日 更新

管理組合あるある?修繕積立金が足りないなんて!そんな時どうする?

管理組合あるある?修繕積立金が足りないなんて!そんな時どうする?

こんにちは、自称“不動産業界の申し子”、コンサルタントF山です。

管理組合に加わっている皆さんは何かと苦労が多いはず。たまに「そんなことってある!?」と思わず叫びたくなってしまうような状況もあるでしょう。今回ご紹介するのは「マンションの修繕積立金が足りなかったら……」というケース。そんな時に参考にしてほしいアドバイスをお伝えします!

えっ!?うちのマンションの修繕積立金が足りないなんて!

東京ベイエリアの某高層マンションの管理組合のメンバーであるS木さん。そろそろ最初の大規模修繕工事かというタイミングで、修繕積立金の不足が明らかになりました。どうやら歴代の管理組合メンバーはこの問題には気づかなかったようです。

大規模修繕工事が迫ってきてはじめて、修繕積立金の不足が露呈……。実はこれ、割とよくあるケースなのです。マンションの月々のローン返済は気になっても、それとともに引き落とされている管理費と修繕積立金には、なかなか目がいかないものですよね。しかし、購入した不動産はいわばあなたの所有資産なのですから、無関心ではいけません。

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管理費を見直したこと、ありますか?

修繕積立金がショートしそうな場合、すぐに積立金の値上げを要求するのは現実的ではありません。おそらく他の組合員からの賛同も得られにくいでしょう。では、どうするのがよいでしょうか?

S木さんは不動産コンサル企業に勤める友人からのアドバイスで、そんな時には管理費の見直しが有効だということを知りました。さっそく友人のツテを借りて、実際に管理費の見直しに成功したマンションの管理組合に話を聞きに行くことに。そこでSさんはマンションの管理費について、目からウロコな現実を知ることができました。

まず管理組合の管理費は、マンション購入時に売り主(分譲会社)が決めているのだということ。そして大概の管理会社は、売り主である企業の子会社や系列会社であるケースが一般的です。そのため、良くも悪くも独占状態で競争原理が働かず、言い値のままになっていることが多いようです。S木さんのマンションの場合もまさにそうでした。これまで一度も管理費の見直しがされていなかったのです。

管理費を抑えれば、その分を修繕積立金に回せる

S木さんをはじめとする管理組合のメンバーは、管理会社にかけ合って不要なサービスのカットや管理形態の見直しなど、管理費の値下げをしてもらうための交渉を辛抱強く重ねました。単なるコストカットでは、管理の質が下がるリスクがあります。必要最低限の管理内容を双方で真剣に話し合いました。

その結果、年間3,000万円だった管理費が2,000万円に抑えられ、なんと1,000万円の削減につながりました。さらに削減できた1,000万円は修繕積立金に回せることになったのです。まさか、こんなやりくり上手の方法があったとは……。大規模修繕工事も問題なく行えることがわかり、管理組合員一同、胸をなでおろしビールで乾杯しました。

 

次回も、コンサルタントF山がちょっと難しい不動産用語を分かりやすく解説します。どうぞお楽しみに!



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