SRC造・RC造・S造の違いについて学ぼう

access_time2017年1月29日 更新

知れば納得・安心!SRC造・RC造・S造の特徴やメリットを学ぼう!

知れば納得・安心!SRC造・RC造・S造の特徴やメリットを学ぼう!

こんにちは、自称“不動産業界の申し子”、コンサルタントF山です。マンションの骨とも言うべき構造は、SRC造RC造S造、それぞれで特徴が異なり、耐用年数も違っています。いわばマンションの寿命にかかわる大切な部分です。しっかりとポイントを理解しておきましょう!

マンションの構造にはSRC造、RC造、S造がある!

妻と共働きのY田さんは、新婚時代から少しずつ貯蓄してきた頭金が目標値に達したため、ようやくマンションを購入しようと動き始めました。最近は妻とマンションのショールームを見に行くのが習慣になっており、マンションのパンフレットも必ず持ち帰っては研究しているほど。

もともとY田さんは車やオーディオなどの細かいスペックにまでこだわるタイプなので、マンションのカタログの仕様に記載されている「SRC造」という用語が気になっているようです。いろいろと調べてみると、ほかにも「S造」や「RC造」というものがあることを知りました。一体それぞれの種類でどんな違いがあるのでしょう。

まずはS造とRC造の特徴を理解するところから!

S造とは、鉄骨造(Steel Construction)のことを指します。骨組に鉄骨を使用した構造で、建物自体が軽くなることや、工期が比較的短くなるなどのメリットがあります。建物が軽くなる分、地盤への負担は軽くなりますが、横風や地震などの揺れに弱いデメリットがあります。

一方のRC造とは「鉄筋コンクリート構造(Reinforced Concrete Construction)」のことを指します。鉄筋とコンクリートの両方のメリットを活かした構造です。鉄筋は横からの引張力には強いのですが、縦からの圧縮力に弱い特徴があります。そこで圧縮力に強いコンクリートを使用することで、マンションに求められる強度を実現しました。耐震性や耐火性、さらに遮音性などにも優れています。デメリットは建物自体の重量が重くなるため、軟弱な地盤にはあまり適さない点が挙げられます。

じゃあ、SRC造の特徴やメリットって?

SRC造とは「鉄骨鉄筋コンクリート構造(Steel Reinforced Concrete Construction)」のことを指します。SRC造はRC造のメリットである「変形のしにくさ」と、S造のメリットである「しなやかさ」の2つを兼ね備えたハイブリッドな構造が特徴です。

鉄筋や鉄骨をコンクリートで包むことで、錆びに強く、優れた耐火性と耐震性を実現しているSRC造。高層マンションや大型の建物に適していますが、RC造やS造に比べると建設コストはかさむため、一般的に賃料や売買金額は高めに設定されていることが多いでしょう。

SRC造・RC造・S造、構造によって寿命も変わるの?

マンションの構造ごとの特徴を一通り理解したY田さん。ここで気になったのが、「構造によってマンションの寿命はだいぶ違うの?」ということです。そこで目安となるのが建物の「耐用年数」。不動産投資に関心のある方は、聞いたことがある用語かもしれませんね。

耐用年数とは、要するに建物の使用可能年数のこと。財務省令では住居用の建物の場合、建築構造によって次の表のように耐用年数が定められています。

%e5%bb%ba%e7%af%89%e6%a7%8b%e9%80%a0%e3%81%a8%e8%80%90%e7%94%a8%e5%b9%b4%e6%95%b0

ただし、必ずしも法定耐用年数=建物の寿命ではありませんので、誤解しないように!築年数の経ったマンションであっても、メンテナンスや改修がこまめに行われている物件は古くても状態が良いケースがあるため、築年数だけで判断するのは早計です。

 

次回も、コンサルタントF山がちょっと難しい不動産用語を分かりやすく解説します。どうぞお楽しみに!



関連記事

あなたにオススメ

menu