媒介手数料の計算方法のウラ側とは

access_time2017年1月24日 更新

知っていれば一安心!媒介手数料の計算方法のウラ側、覗いてみませんか?

知っていれば一安心!媒介手数料の計算方法のウラ側、覗いてみませんか?

こんにちは、自称“不動産業界の申し子”、コンサルタントF山です。

不動産の購入や売却において不動産仲介業者を通して契約した場合、媒介手数料(仲介手数料、約定報酬とも呼ばれます)をいただいています。

「でも媒介手数料って、どうやって計算しているの?」なんて疑問に思っている方も多いのでは? 当然ですが、適当に計算しているわけではないんです!媒介手数料は売買契約の中でも高額なため、きちんと知っておきたいですよね。この機会に学んでおきましょう。

気になってしょうがない!媒介手数料の算出方法

郊外に一戸建て住宅を購入したばかりのK谷さん。一つ引っかかっていたことがありました。それは、不動産仲介業者の媒介手数料です。請求書の内訳には「3%+6万円」と表記されていましたが、一体これってどんな基準で計算しているのだろう……。K谷さんはさっそく不動産会社の営業担当M島さんに尋ねてみることにしました。

国交省の算出方法は、かなり使いづらい?

「媒介手数料の上限は国土交通省の告示によって、このように定められているんです」と、担当のM島さんは紙に書いて説明してくれました。

不動産の売買金額のうち、200万円以下の部分に5%、200~400万円以下の部分に4%、400万円を超える部分に3%という形で決められています。

%e5%aa%92%e4%bb%8b%e5%a5%91%e7%b4%84%e3%81%ae%e6%89%8b%e6%95%b0%e6%96%99%e3%81%ae%e8%a8%88%e7%ae%97

この説明を聞いても、いまいちピンと来ないK谷さん。そこでM島さんが具体的な例を出して説明してくれました。

たとえば1,600万円の不動産売買に対して媒介手数料の上限を算出するとしたら、以下のような計算によって54万円という数字が出てきます。

%e7%9f%a5%e3%81%a3%e3%81%a6%e3%81%84%e3%82%8c%e3%81%af%e3%82%99%e4%b8%80%e5%ae%89%e5%bf%832

見てお分かりの通り、この計算方法はかなりややこしいですよね。ですから、一般的に不動産仲介の業界では「速算法」と呼ばれる計算方法が採用されているのです。

速算法による媒介手数料の計算はどうするの?

そう、K谷さんが疑問に思った「3%+6万円」。これこそが速算法なのです。M島さんは先ほどと同じく、1600万円の不動産売買に対する媒介手数料を速算法で示してくれました。

%e7%9f%a5%e3%81%a3%e3%81%a6%e3%81%84%e3%82%8c%e3%81%af%e3%82%99%e4%b8%80%e5%ae%89%e5%bf%833

すると、先ほどのややこしい計算と同じく、54万円という数字が出てきました。これにはK谷さんも思わず「おお~!」と感嘆。売買金額が400万円を超える場合に有効な計算法だそうです。でもまだK谷さんは気になることがありました。「でも、この6万円って何なんでしょう?」さらにM島さんの解説は続きます。

%e7%9f%a5%e3%81%a3%e3%81%a6%e3%81%84%e3%82%8c%e3%81%af%e3%82%99%e4%b8%80%e5%ae%89%e5%bf%834

6万円という数字の根拠はこういうところにあったのですね。これによって「売買金額×3%+6万円=媒介手数料」という速算式が成立したわけです。

%e7%9f%a5%e3%81%a3%e3%81%a6%e3%81%84%e3%82%8c%e3%81%af%e3%82%99%e4%b8%80%e5%ae%89%e5%bf%835

 

次回も、コンサルタントF山がちょっと難しい不動産用語を分かりやすく解説します。どうぞお楽しみに!



関連記事

あなたにオススメ

menu