文京区は学問の中心地!今後の発展とは

access_time2017年1月11日 更新

文京区は学問のリーダー!文学で発展を続ける東京の中心地

文京区は学問のリーダー!文学で発展を続ける東京の中心地

文京区と言えば古くから「文学の地」というイメージがあります。その始まりは江戸幕府の5代目将軍、徳川綱吉の時代に幕府が管轄する学校を開設したことにあると言われています。それ以来、日本の学問の中心地となって来た文京区について紹介します。

大学生や教育関係者を中心に人口増加を見せる文京区

まず文京区の人口推移ですが、戦後しばらくは減少の傾向が続きましたが、1990年代半ばになると再び増加に転じ、2016年の時点で223,389人となっています。人口増加率も東京23区では順調な伸びを見せており、人口密度も年々高くなっています。これには旧工場を取り壊して、再開発によるマンション建設などが進められていることが関係しています。もともと皇居の北側に位置し、都心では公園や緑の多い環境、そして文学に適した静かな環境などが人気を呼んでいるものと考えられています。

人口分布を年齢別に分析すると、大学をはじめとする教育施設が多いことから、全国平均よりも20代の比率がかなり高くなっています。実際に文京区に住む居住者のうち大学生が占める割合は6.2%となっており、これは東京23区の中では最高水準の数値です。また研究者や教育関係者が住む割合も非常に高く文京区ならではの人口構成と言えるでしょう。一方で10代の人口比率は少なくなっています。また昼間と夜間の人口差は他の区と同様に存在し、昼間の人口は夜の人口の1.7倍となっています。

%e6%9d%b1%e4%ba%ac%e3%83%88%e3%82%99%e3%83%bc%e3%83%a0

美術館や博物館から大衆向けの娯楽施設まで幅広い施設がある

文京区の代表的な施設を挙げるとするなら、多くの人が東京ドームと答えるでしょう。戦後は爆発的な野球人気もあり、文京区にある後楽園スタジアムには大勢の人が訪れました。その後は東京ドームシティが完成し、今でも全国からたくさんの野球ファンや観光客が集まっています。

また文京区はその名の通り、数多くの教育施設が集中しているエリアでもあります。日本で最高水準の難易度を誇る東京大学をはじめ、お茶の水女子大学や東京医科歯科大学などのキャンパスがあります。東京大学本郷キャンパスの赤門は、重要文化財として国に指定されているスポットです。文京区には美しい日本庭園で有名な六義園や椿山壮、さらに播磨坂さくら並木など自然環境を楽しむことができるスポットもあります。

そして、文京区には美術館や博物館などやはり学習に重点を置いて楽しめる施設もあり、幾つか例を挙げるならオルゴールの小さな博物館や日本サッカーミュージアム、東京大学総合研究博物館などです。どれも専門的な分野に焦点を当てた作品の数々で、ユニークな展示品を観て回ることができます。

落ち着いた静かな街並み!再開発が進んでも下町の雰囲気が色濃い

文京区は江戸時代から受け継がれている文教の街としての側面が色濃く残っています。江戸時代には幕府の最高学府であった「湯島聖堂」が設けられていました。明治時代においては、日本で最初の図書館や博物館が文教区に開設され、さらに文学の中心地として栄えるようになります。そのため区内には、文学を愛した夏目漱石や樋口一葉、宮沢賢治、さらに石川啄木などの跡地や屋敷が残っており、街並みは静かで落ち着いた雰囲気を持っています。

また出版社や印刷関係の会社、現在では大学ベンチャー企業の所在地などもあり、文京区ならではの街並みに寄与しています。文京区には神社仏閣、さらに公園なども数多くあることから、自然環境が東京23区の中では残っているエリアと言えます。最近では再開発が進み、高層マンションも建設されるようになりましたが、街並み全体としては下町の名残がある静かなエリアです。

そして文京区の意外と知られていないのは医療先端地区としての側面があることです。区内には数多くの医療施設や大学病院があり事業所数や従業者数では東京23区で一番となっています。

%e6%b9%af%e5%b3%b6%e5%a4%a9%e6%ba%80%e5%ae%ae

文学を中心にした発展を引継ぎ新しい世代が文京区の魅力を発信

文京区は、工場跡地で進む再開発事業が進んでおり今後も人口が増加し続けることが予想されています。東京メトロ丸ノ内線「茗荷谷駅」付近は特に転入者数が多く、タワーマンションがその受け皿となっています。東京23区では唯一JR駅がない区ですが、他の路線や整備された交通網、さらには23区の中央に位置するという地の利を活かして経済成長を続けていくでしょう。

その一方で大学や緑の多い公園など、これからも静かで落ち着いた変わらないエリアもあります。それで文京区は神社仏閣や武家屋敷などの歴史を感じさせるスポットを残しつつ、これからも文学を中心とした発展を見せることでしょう。これまでは印刷業や出版業界が幅を利かせていましたが、最近では大学生たちが立ち上げたベンチャー企業なども区内に増えており、若い人たちを中心とした経済発展を遂げることも期待できます。

東京23区で最高の大学進学率70.6%を誇るのが文京区の強みです。これまで日本の文学の礎を築いた先人たちに倣って、新しい若い世代が新しい魅力を発信していくことでしょう。

日本でも有数の文学中心地!今後の発展にも期待が高まるエリア!

文京区の魅力に迫ってみましたが、改めて文学として日本有数のエリアであることが印象付けられました。またそれと同時に、若い世代の研究者が多いことからも新しい分野での発展に期待することができるのが文京区です。



関連記事

あなたにオススメ

menu