マンションの寿命の3つの要素とは

access_time2017年1月10日 更新

寿命は何年?マンションの寿命を決める3つの要素!

寿命は何年?マンションの寿命を決める3つの要素!

マンション購入を考えるときに気になることの一つにマンションの寿命があります。しかし、一口にマンションの寿命といっても、そこには様々な要素が絡んでいます。ここでは、マンションの寿命について、構造的、経済的、社会的観点から紹介します。

構造的な寿命で壊されるマンションは少ない!?

鉄筋コンクリートのマンションの物理的な寿命のもっとも大きな要因になるのはコンクリートの寿命ですが、実はコンクリートの耐用年数は100年を超えるとも言われています。1970年代には建築ブームの影響から川砂が不足し、洗浄不十分な海砂を利用したことから、塩害により水漏れなどの問題が起こりました。しかし、現在では200年コンクリートなどの広告も多く見られるようになり、コンクリート自体の寿命は実際にマンションが建替え、建て壊される年数よりもはるかに長いといえます。

ただし、国土交通省によると、現状の老朽化マンションの問題点としてもっとも多いのは、配管や給水設備の劣化、続いて、地震などに対する安全性の不安になっています。実際、耐震強度については未だ問題のある建造物が多く残っており、地震の多い日本ならではの問題と言えるでしょう。

マンションの寿命を延ばすには維持管理と修繕が必須!

老朽化マンションの最も多い問題点としてもあげられている、配管や給水施設などは、定期的なメンテナンスや修繕の必要な事項になります。ほかにも、マンションには維持管理や修繕が必要なため、居住者による修繕積立金により修繕費用を捻出しているマンションもあります。

しかし、古いマンションではこうした積立が行われていない場合もあり、修繕費用が出ないことから老朽化を放置せざるを得ない場合もあります。また、高齢化社会の影響で、マンションに居住する高齢者も増加傾向にあり、新たな経費の負担が困難である場合や、リフォームへの意欲も高くない傾向があるため、修繕を行うのが難しくなっています。

マンションが老朽化してくると賃貸化され、さらには空室が増えてきます。こうなると、経済的問題はさらに大きくなり修繕費用が捻出できなくなるというスパイラルに陥ってしまうでしょう。結果的に建替え、建て壊しになりマンションの寿命が尽きてしまうこともあります。

社会的な必要性がマンションの寿命を延ばす!

マンションの寿命を決めるもう一つの要素として社会的な要素があります。築年数の長いマンションには、間取りが狭かったり、エレベーターが付いていなかったり、今の生活スタイルにマッチしていないものもあります。また、立地条件などが悪いなどの条件が加わることによって、このままで住み続けることが難しいと判断されると、構造的に問題がなくてもそのマンションは社会的に寿命が尽きてしまいます。ですから、寿命の長いマンションを選ぶ際にはこれからのニーズに応えられるかどうかという点も重要です。

このように、マンションは耐震強度などの構造上の問題がなければ、維持管理や修繕を行うことによってかなり長期にわたって使用し続けることができます。都心のヴィンテージマンションなどがいい例で築30年を超えても問題なく流通しています。マンション購入の際にはこれらの点に注意して、長く気持ちよく生活していきたいものですね。

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