一般・専任・専属専任媒介契約の違いについて

access_time2017年1月14日 更新

媒介契約書には専属専任・専任・一般の種類があるって知ってた?

媒介契約書には専属専任・専任・一般の種類があるって知ってた?

こんにちは、自称“不動産業界の申し子”、コンサルタントF山です。

不動産の売買を専門業者に依頼する際に結ぶ媒介契約書。実はこの媒介契約書には種類があることをご存じでしょうか?一見ややこしく思えるかもしれませんが、知れば至ってシンプルです。それぞれの契約内容を理解したうえで、ご自身にとってベストな選択をするようにしましょう。

ベストな媒介契約はどれだろう?

不動産の売却を考えているA川さんは、不動産会社E社に依頼して適切な売り主を探してもらおうと考えています。この場合、A川さんとE社は媒介契約を結ぶことになりますが、その際に取り交わす媒介契約書には「一般媒介契約」「専任媒介契約」「専属専任媒介契約」の3種類があることを初めて知りました。

一体どの契約を選択したら納得のいく不動産売却ができるか。A川さんは迷っています。

3種類の媒介契約、どんな違いがあるの?

一般媒介契約

売り主が他の不動産会社にも依頼可能な契約です。不動産業者を通さないで親戚や知人などと直接交渉し、取引を進めることもできます。A川さんの例でいうと、E社以外にも売り主を探してもらえるということになります。一般媒介契約には、明示型と非明示型があります。

明示型…売り主が不動産会社に対して、他の不動産会社に仲介を依頼しているのかを知らせる義務があります。

非明示型…他の不動産会社に仲介を依頼しているのか知らせる必要がありません。

専任媒介契約

依頼者が他の不動産会社への依頼が禁じられている契約です。A川さんが専任媒介契約を選択した場合、E社以外に売り主を探してもらうことはできません。

専属専任媒介契約

専任媒介契約で禁じられている他の不動産会社に加え、さらに依頼者の親戚や知人など不動産会社が探した以外の人との契約もできません。つまりA川さんはE社以外の業者はもちろん、業者を通さず個人的に売り主を探すことも禁じられてしまいます。

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結論!A川さんに適しているのは「専任媒介契約」

A川さんは基本的に買い主探しをE社に任せっきりにしたいと考えています。E社は幅広いネットワークを抱えているため信頼できるし、担当者は非常に誠実で好感が持てることがその理由です。しかし、親族や知人にも家を売ることを話しているため、個人的な人脈で買い主が見つかる可能性もゼロではありません。それらを考えると「専任媒介契約」がよさそうだという結論に達しました。

専任媒介契約の場合は不動産会社1社との契約ですので、任せられた担当者もやる気になります。より親密な関係が築かれるので気軽に相談できることから、メリットは多いと判断したのです。3ヶ月後、A川さんはE社の仲介によって買主を見つけることができ、スムーズに物件を売却することができました。

 

次回も、コンサルタントF山がちょっと難しい不動産用語を分かりやすく解説します。どうぞお楽しみに!



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