住宅ローン控除額と入居月の関係

access_time2017年5月11日 更新

入居月で住宅ローンの控除額が変わるってホント!?

入居月で住宅ローンの控除額が変わるってホント!?

こんにちは、自称“不動産業界の申し子”、コンサルタントF山です。

「入居月で住宅ローンの控除額が変わる」そんな話を聞いたことがある人もいるでしょう。少しでも控除額が大きくなるのなら、それに越したことはないですよね。なぜそのようなことが起きるのか、分かりやすく解説します!

新居への入居は12月か1月か・・・そこが分かれ目

住宅ローンを借り入れて、新居を購入したE原さん。12月半ばには入居できる状態になったものの、家族の希望もあって年明けの引っ越しを考えていました。そんな矢先、友人から「それだと住宅ローンの控除で損するらしいよ。引っ越しは年内にしたほうがいいんじゃない?」と教えられたのです。「ええっ!それって本当なの!?」驚いたE原さんは、早速調べることにしました。

住宅ローンの控除額が入居月によって変わるのは事実!

住宅ローンの控除額は、入居月が「年をまたぐかどうか」によって変わります。住宅ローンの控除額は、住宅ローンの年末残高で算出されるからです。現在、一般住宅で住宅ローンの年末残高が4,000万円以上ある人は、その年の最大控除額は上限の40万円となります。年末ローン残高が4,000万円未満の人は残高の1%が最大控除額に、2,000万円の人は20万円が上限になります。その金額が10年間にわたり控除されます。

【あわせて読みたい】:必ず知っておきたい!住宅ローン控除ってどうやって申請するの?

実際に12月入居と1月入居で比較すると、どのくらい住宅ローン控除額が変わるのか計算してみました。

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12月入居と1月入居を比較すると55.7万円の差額が出ました。その理由は12月入居の場合は住宅ローン残高が減らないで、そのままの金額が減税額の対象になるからです。一方、1月に入居した場合は、住宅ローン減税はその年の年末の残債が対象となり、減税額が低くなってしまうからです。ちなみに住宅ローンの控除期間は、平成29年12月に入居した場合は平成29年から10年間、平成30年1月に入居した場合は平成30年から10年間となります。

「やっぱり12月に引っ越そう」と決めたE原さん。家族を説得して何とか12月に引き渡しを受け、入居することになったようです。

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次回も、コンサルタントF山がちょっと難しい不動産用語を分かりやすく解説します。どうぞお楽しみに!



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