住宅ローンの返済額と自分の年収の比率とは?

access_time2017年10月2日 更新

住宅ローンは「年収」を参考にしてはいけない?自分にとって返せる額とは

住宅ローンは「年収」を参考にしてはいけない?自分にとって返せる額とは

「マイホームを購入しよう」と決めたとき、まず気になるのは自分の年収でどれくらい住宅ローンが借りるかということではないでしょうか。例えば、自分の欲しい家が3,000万円するとします。頭金が大体300万円あったとしても、残りの2,700万円プラス諸費用などを合わせるとかなりの金額になることが予想されるでしょう。

不動産会社や銀行に相談すると、「年齢や年収から考えてこれくらいは大丈夫ですよ」と言われることもあるかもしれません。しかし、本当にそのまま鵜呑みにしてもいいのでしょうか。住宅ローンがどれくらい借りられるかという計算は、年収の何%など簡単な計算方法を取り入れている場合がほとんどです。では、どのように考えていくべきかみていきましょう。

住宅ローンの「借りられる金額」とは?

「家は欲しいけれど、頭金があまり用意できない。」そういう方もいるでしょう。頭金がたまるまで家の購入を待った方がいいのか、または頭金がなくても家の購入をすすめてもいいのか悩む方も多いようです。不動産会社や銀行で「一般的にあなたの年収では、これくらい借りられますよ。」と具体的な数字を教えてくれます。

思ったよりも住宅ローンが借りることができ、安心したという方も多いのではないでしょうか。しかし、よく考えてみましょう。本当に借りられる金額は、「返せる金額」なのでしょうか。いろいろな考え方がありますが、一般的に年間で住宅ローンを返せる金額は年収の25%という考えかたもあります。

例えば年収500万円であれば125万円です。毎年問題なくこの収入が続くと考えれば、問題ないと思われる方も多いでしょう。しかし、「借りられる金額=返せる金額」とは限らないということです。本当に返せるのか少し考え直す必要があるでしょう。

「借りられる金額」はほんとうに返せる金額?

不動産会社や銀行が一般的に「借りられる金額」として提示される金額は、ライフスタイルや家族構成は一切考えていないでしょう。例えば、子供がいる家族で奥さんは専業主婦、一方子供がいない家族で夫婦ともフルタイム。こういった家族構成の違いでどの程度住宅ローンに違いがでるか想像できるでしょうか。

子供のいる家族では、子供が育っていくと将来進学費用が大きく家計にのしかかっていきます。例えば、子供が幼稚園から大学まで通った場合、すべて公立だったとしても1,000万円以上かかるといわれています。もし親が公立に通って欲しいと思っても、子供の学力や行きたい学校を選べばさらに学費は高くなります。

また、子供をもたない予定だから少し多めに住宅ローンを借りるという方もいるかもしれません。しかし、将来夫婦の考えが変わり子供を持つ選択をする可能性もあるでしょう。他にも、病気で働けなくなる可能性も否定できません。住宅ローンの契約者が死亡もしくは高度障害状態になった場合、団体生命保険に加入していれば全額負担してくれますが、それ以外の病気やケガは保障対象外となります。

どれくらいが自分の年収に対してベストなのか?

不動産会社や銀行で提示された金額が、本当にこれから払っていけるかもう一度考えてみましょう。住宅ローンを借りる前は、今のところ問題なく払っていけると思うかもしれません。しかし、これから人生設計がどのように変わっていくのかわかりません。

子供の学費だけでなく、今働いている会社は将来給料がどの程度増えていくのか、安定しているのかなど、収入に不安があるのであれば早いうちから考えておく必要もあるでしょう。できれば、払えるうちに住宅ローンの繰り上げ返済も考えておくべきです。いろいろなことを想定しながら、住宅ローンはどの程度借りられるのかというのではなく、返せるのかということについて考えていきましょう。

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