住宅ローンの連帯債務と連帯保証の違い

access_time2017年4月11日 更新

住宅ローンの「連帯債務」と「連帯保証」はどう違う?

住宅ローンの「連帯債務」と「連帯保証」はどう違う?

こんにちは、自称“不動産業界の申し子”、コンサルタントF山です。

「連帯債務」と「連帯保証」。一見似ている言葉ですが、どのように違うのか理解していますか?住宅ローンの借り入れを検討している方は、申し込む前にしっかり確認しましょう!

「連帯債務」と「連帯保証」、どっちで住宅ローンを申し込むの?

新居を購入するにあたり、住宅ローンの借り入れを考えているN原さん夫妻。住宅ローンの借り入れ希望額は、当然ですが収入をもとに算出されます。ところが、N原さんの収入だけでは借り入れ希望額に少しばかり届きませんでした。

共働きのN原さん夫婦は、奥様の収入を合算して住宅ローンの借り入れ金額を増やすことを考えています。そこで初めて知ったのが、収入合算には「連帯債務」と「連帯保証」があるということ。これらはどのように違うのでしょうか。

 

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連帯債務の場合、夫と妻が借り入れ先に対して同じ債務を負う

たとえばN原さん夫妻が3,000万円の住宅ローンを連帯債務で借り入れした場合、お2人は連帯債務者となり、それぞれ同額ずつ3,000万円の住宅ローンの債務を負うことになります。そのため万が一、N原さんがローン返済不能となった時には、奥様に返済が請求されます。

連帯債務者である奥様は、持ち分に合わせて住宅ローン控除の適用を受けることができますし、団体信用生命保険(団信)の加入もできます。連帯債務で申し込める住宅ローンの例としては、「フラット35」が有名です。

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連帯保証の場合、夫の負債を妻が保証する

今度は連帯保証のケースを考えてみましょう。N原さん夫妻が3,000万円の住宅ローンを連帯保証で借り入れした場合、N原さんは「債務者」、奥様は「連帯保証人」となります。連帯債務と異なり、N原さんの返済が滞ったとしても奥様は債務を負うことにはなりません。あくまでも保証する立場というわけです。

ただし、連帯保証人は住宅ローン控除の適用を受けられず、団体信用生命保険の加入もできません。民間の金融機関の住宅ローンでは、ほとんどが連帯保証を採用しています。

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N原さん夫妻はお二人で話し合った結果、連帯保証を選択するそう。申し込む時はあまり気にならなくても、のちのち後悔することがないように、今後の人生設計をしっかり考えたうえで最適な選択をしたいですね。

 

次回も、コンサルタントF山がちょっと難しい不動産用語を分かりやすく解説します。どうぞお楽しみに!



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