access_time2017年1月23日 更新

似てるようで全然違う!根抵当権と抵当権の違いをマスターしよう!

似てるようで全然違う!根抵当権と抵当権の違いをマスターしよう!

こんにちは、自称“不動産業界の申し子”、コンサルタントF山です。

根抵当権抵当権、見たり聞いたりしたことはあるけど、実際のところはよく分からない……。そんな頭の中がハテナマークだらけの皆さん、今回その違いを明らかにしてしまいましょう!

頭金はできた!次は、住宅ローンをどうするか‥‥‥

共働き夫婦のM本さんはマイホーム購入のために貯蓄していた頭金がようやく目標額に到達し、いよいよ物件購入を決意したばかり。休日は物件情報を集めたり、モデルルームを何件も見学したりと、大変だけど充実した日々を過ごしていました。そして、肝心の購入資金調達のため、住宅ローンの検討も始めることに。いろいろ調べるうちにM本さんが気になったのが、根抵当権と抵当権の違いでした。

何度でも貸し借りできるのが根抵当権

一般的に銀行などの金融機関がお金を貸すときは、担保を取ります。不動産に付ける主な担保権が、ズバリ「根抵当権」と「抵当権」です。一度きりの貸し借りであれば、抵当権の設定で事足ります。ところが、商売やビジネスをしている場合には、お金の貸し借りが常に発生しますよね。原則として抵当権は借りるたびに設定する必要があり、抵当権登記の手間や費用もかかります。資金繰りは一刻を争うもの。その手間と費用を省くために作られたのが、根抵当権なのです。

根抵当権は、たとえば1億円という上限、いわゆる極度額を設定することで、その金額の範囲内なら何度貸し借りしても抵当権はそのままにしておくというものです。つまり、その都度、抵当権の設定や抹消をすることはありません。銀行は1億円相当の担保があるので、安心して貸せることになります。会社は毎回担保(および担保設定にかかる費用)の心配をすることなく、決められた範囲内で安定した資金調達が可能になるというメリットがあるわけです。

1回きりの貸し借りなら抵当権

一方、抵当権は、特定の債権を担保することを目的として設定されます。まさに住宅ローンなどが代表例として該当します。住宅ローンは、家と土地を借金の担保として確保しておくものですから、住宅ローンの返済が不可能になった場合、銀行から担保に設定された家と土地を取り上げられることになります。お金を借りたら抵当権を設定、無事にお金を完済できれば抵当権は消滅するという仕組みです。

なるほど、ここが違った!根抵当権と抵当権

今回学んだ根抵当権と抵当権の違いをおさらいしましょう。

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ようやく根抵当権と抵当権の違いを理解できたM本さん。物件が決まったら、次は住宅ローンの事前審査が待ち構えています。これからますます、不動産やローンに関する知識を勉強していかなくてはいけないですね!

 

次回も、コンサルタントF山がちょっと難しい不動産用語を分かりやすく解説します。どうぞお楽しみに!



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