access_time2016年12月14日 更新

人民元安は海外不動産進出の切り札かも!?

人民元安は海外不動産進出の切り札かも!?

2016年10月31日に公表された「胡潤報告書」によると、中国で裕福に暮らす人達の約6割は、3年以内に海外不動産の購入を検討していることが明らかになりました。

富裕層の奥が海外不動産の購入を検討している理由とは

この背景には、中国の通貨である人民元の価値がドルに対して下がっていること、中国では今後も人口増加が見込まれることによる国内の不動産が高騰し続けていくことの見通しの2点が要因として挙げられるでしょう。人民元の価値がドルに対して低くなってしまったことで、このままでは元々持っている資産の価値も下がって損をしてしまうため、高く売れるうちに資産を売り安くなってから買い戻そう(これを、リスクヘッジという)という動きが今後増えると予想されています。

特に注目を集めているのが米国の西海岸エリア

中でも現在注目を集めている海外不動産は、米国(特に西海岸エリア)、次いで英国、カナダ、犯罪率の少ないオーストラリアや、旅行でも人気が高いシンガポール、といった国になっています。報告書をまとめたルパート・フージワーフ氏によると、今回は中国富裕層300人を対象に調査し、約2人に1人が現在の人民元に対して懸念を抱いてるという結果を公表している。今のところ、まだ海外で資産を保有している中国富裕層はわずかなようで、今後数年以内に資産を海外不動産あるいは外貨預金を通じて中国以外で保有する動きが出てくるだろうと考えられます。



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