再建築不可の物件を購入するメリットとは

access_time2017年3月15日 更新

不動産投資の新常識!?再建築不可の物件でも買い取るメリットはある?

不動産投資の新常識!?再建築不可の物件でも買い取るメリットはある?

こんにちは、自称“不動産業界の申し子”、コンサルタントF山です。

一般的に「再建築不可」の物件は、運用や売却が難しいことから不動産投資家たちの間では敬遠されがちです。こう言うとデメリットしかないように思われますが、果たして本当にそうなのか気になる方も多いのではないでしょうか?再建築不可の物件でも果たして買い取るメリットはあるのかどうかに迫ります!

再建築不可物件を購入する投資家もいる!?

不動産投資を始めて3年ほど経つM岡さんも、「再建築不可」物件はデメリットしかないものと考えている投資家の一人です。ところが、不動産投資の先輩でもある知人が最近、都内に再建築不可物件を購入したという情報を耳にしました。「どうして、あえてそんな物件を?」とM岡さんは思いましたが、知人から話を聞いてみると意外な活用方法があるようで……。

そもそも、どうして再建築不可なの?

再建築不可とされている理由は物件によって異なりますが、もっとも多いケースとしては「接道義務」の問題が挙げられるでしょう。建築基準法では、建築物の敷地は原則として幅4m以上の道路に2m以上接しなければいけないとされています。この規定を満たしていないと建築確認申請が不許可となり、建物の再建築は不可とされてしまうのです。

こういった事例に当てはまる物件の大半は、建築基準法施工前に建てられた老朽化が進む古い建築物です。細い私道に古い戸建住宅がひしめきあって、火事の時、消防車が侵入できないような一角がそれに当たります。このような物件は、居住用としても価値が低いと見なされがちで、同時に不動産投資家にとっても買い取る旨味は少ないと考えられてきました。

意外!再建築不可物件にこんな価値が!?

ところが、今、再建築不可物件に着目する投資家も増えつつあるようです。再三お伝えしたように再建築不可物件を新築に建て替えるのは原則NGですが、あくまでリノベーションの範囲であれば問題ありません。しかも、このような再建築不可物件は交通アクセスの良い東京23区内であっても、通常の物件よりもかなり安く購入することができます。投資家はそこに目をつけて、格安で購入した再建築不可物件に耐震工事や内装のリノベーションを施した後、賃貸物件などとして活用しているのです。

最近ではアパート経営のみにとどまらず、再建築不可物件の特性を活かして隠れ家的な古民家カフェに改装したり、インバウンドブームで日本を訪れる外国人観光客向けのリーズナブルな宿泊所にしたり、若者に人気のシェアハウスとして活用する投資家も増えているそう。「目からうろこ」状態のM岡さん、なんだか急に再建築不可物件が輝いて見えてきました。もちろん物件によって周辺環境や条件はさまざまですので、じっくり精査したうえで自分の希望に沿う物件があれば購入を検討してみるのもよいかもしれませんね。

 

次回も、コンサルタントF山がちょっと難しい不動産用語を分かりやすく解説します。どうぞお楽しみに!



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